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ボディスキャンの効果とやり方 不調を可視化

 

慢性的な痛みを鎮めるボディスキャン

特集 瞑想へようこそ。

今回は、瞑想を習得するためのベースとも言うべき『ボディスキャン』について書いていく。

あなたは普段、自分の身体と『対話する時間』を設けているだろうか。

ひざの古傷が痛み、階段の上り下りがしんどい。

仕事のプレッシャーで、毎日のように胃痛に悩まされている。

四十肩で、腕が上がらない。

そんな『今まさに痛みを伴う場所』は『嫌でも意識できる』ものの、

『不具合のない場所』を『普段からこまめに意識する』ことは、きっとない事だろう。

ボディスキャンは、全身に意識を向けることで、身体と心のつながりを回復させるメソッドであり、

隠れた『不調に気づきやすくなる効果』のある、古典的なリラクゼーション法。

特に『慢性的な身体の痛み』に効果が高いことが知られており、

ストレス性の痛み・ホットフラッシュ・皮膚疾患・肩こり・全身のだるさ。に効果があり『自律神経を調整』する。

『重病の早期発見』になるかもしれない

普段通りの生活が営めなくなると、自分の身体の『ありがたさ』に気づく。

体からのメッセージを感じ取る能力が衰えてしまっていると、

身体の細かい変化に気づくことができなくなってしまう。

ボディスキャンを行うことは、

ほとんど気に留めていない身体感覚と向き合うことにより、細かい変化に気づけるようになるのだ。

ボディスキャンを何かに例えてみよう。

レーサーならともかく、運転中のあなたは『道路とタイヤの接地面』を気にしたことがあるだろうか。

人と荷物を載せて走行する車を、支えている部分は『わずか ハガキ 4 枚分』。

この面積で『加速・曲がる・停止』をこなして、私たちの移動を支えてくれている。

タイヤの溝に小石が挟まって、走るたびに『カタカタ』と異音がする。

ハイドロプレーニング現象。雨の影響で、車が浮いている感じで気持ちが悪い。

『ガラスの破片』を踏んでしまった時、

タイヤが『どのような角度で破片を踏み』

『タイヤがどのような破損』を受けたかを、

あなたは『瞬時』に感じ取れるだろうか。

『詳細な感覚はない』し『痛みも伴わない』はず。

身体の一部ではないからだ。

あなたの身体の一部で『あるならば』、きっと『隠れた不調』に気付くことができるだろう。

『何かの違和感や異変』に気付いたら『重病の早期発見』になるかもしれないのだから。

客観視が気付きを与える

『考えていること』『感じたこと』は、目で見ることができない。

身体は物体であり、目に見えるもの。

そして『肉体がここにある』という事実を、客観的に捉えることができる。

身体を、客観視し、意識化することで、

様々な『気付き』が感じ取れるようになり、さらには『感受性』が、高まっていく。

ボディスキャンで気付くこと

ボディスキャンで気付くこと

  • 今の調子・身体の様子
  • こわばり・コリ・痛み
  • 体の癖
  • 呼吸の調子
  • 身体の緊張
  • 心の感情
  • 思考の偏り
  • 思考の癖

あなたの意識が、あたかも『CT』『MRI』『レントゲン』となり、

普段気付かない『身体の不調』を『スキャン』していく。

習得までの道のりは長いかもしれない。

実際にチャレンジしてみると、感覚を『感じる取ることができない場所の多さ』に驚くことだろう。

特集 瞑想オリジナル ボディスキャンのやり方

オリジナルボディスキャン 6つの特徴

特徴①

意識する部位から部位までの移動は『血管の中』を『小さな光』が進んでいくイメージ。

特徴②

意識する部位に到達した時点で、あたかもそこが『スポットライト』で照らされたかの『光が差した』イメージ。

特徴③

酸素(呼吸)は、鼻から『左足の親指』に入り、『二酸化炭素』とともに『悪いもの』が、鼻を通って出ていくイメージ。

特徴④

痛みのある部分や、不快感を覚えたら、その部位に新鮮な空気を送り、不快な感覚を呼吸とともに吐き出すイメージを何回か行う。
多少でも痛みや不快感が和らいだら、次の部位へ。

特徴⑤

椅子では行わない。眠くなってしまう場合があるが『仰向けで横になてって』行う。

特徴⑥

慣れるまでは『30~45分間』たっぷりと時間をかけて行う。

行う環境

行う環境

  • 静かな場所
  • 十分な時間的余裕
  • 照明は暗めに
  • 寒さを感じない温度に空調を調整
  • 毛布を手元に置いても良し
  • カーペットやヨガマットの上で
  • 横になる場所は、柔らかすぎない
  • クッションやまくらを使っても良い

観察すること

観察すること

  • 血が巡っている感覚
  • 呼吸の度に身体に起こる動き
  • 床に触れている感覚や痛み
  • 床に触れている面積や重み
  • 感情や率直な気持ち
  • 皮膚の感触や感覚
  • 皮膚の温感
  • 意識する部位の大きさ・形
  • 体の内側の構造
  • 血管の脈動
  • 発汗
  • 筋肉が休んでいる感覚
  • 冷たい・温かい
  • ムズムズ・かゆい・しびれ・ピリピリ
  • 服を着ている場合は、その感触
  • 好奇心を持って意識する

ボディスキャンの注意点

ボディスキャンの注意点

  • 意識を向けた時に、身体を動かす必要はない
  • なるべく眠らないように
  • 意識がそれたら、それを責めずに、ボディスキャンを再開
  • 感じたことは流し、持ち続けない
  • 良い、悪いの判定をしない
  • 何も感じない部分は『何も感じないこと』を観察

ボディスキャンを始める前の準備

ボディスキャンを始める準備

  • ① 仰向けで横になる
  • ② 両足は、肩幅程度に開く
  • ③ 両腕は身体から少し離す
  • ④ 手のひらを、天井へ向ける
  • ⑤ 目は軽く閉じる

⑥ 全身の状態を大まかに観察

床に接している、身体の裏を観察。

後頭部、肩、背中、腰、太もも、ふくらはぎ、かかと、両ひじ、二の腕、手の甲。

身体の表側を観察。

額、頬っぺた、アゴ、喉、胸、お腹、下腹部、太もも、ひざ、すね、足の甲、足の先。

身体の側面を観察。

意識を広げて、頭のてっぺんから足の先まで、身体全体を同時に感じる。

 

⑦ 呼吸を観察。

お腹の上に、両手を乗せて、お腹が動く感覚を、両手に感じながら観察。

息を吸う、始まりから終わりまで。息を吐く、始まりから終わりまで。

※ 『光の玉』はこの時、お腹に現れるイメージを持つ。

 

⑧ 手を戻して、手のひらは天井へ。

 

スキャンする 8 つの区分

スキャンする 8 つの区分

  • 左足
  • 右足
  • お腹周り
  • 上半身
  • 両腕
  • 頭部
  • 全身への広がり

左足

呼吸を観察したお腹から、光の玉が『左足の親指へ』移動。

『親指にスポットライト』が当たり『左足の親指の感覚』を観察する。

例えば、左足の親指なら、鼻から入った酸素は、左足の親指に流れていくイメージ。

観察が出来たと思ったら、次の場所へ移動。

『左足の』親指→人差し指→中指→薬指→小指

→指の付け根→足の裏→土踏まず→かかと→足の甲→甲にある筋→くるぶし→足首→すね→ふくらはぎ→ひざ→ひざの裏ひざの側面→ひざの内部→関節→太もも→太ももの内部→股関節

→『意識を広げて』『股関節からつま先まで』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『骨盤』を抜けて『右足の親指』へ移動。

右足

『右足の』親指→人差し指→中指→薬指→小指

→指の付け根→足の裏→土踏まず→かかと→足の甲→甲にある筋→くるぶし→足首→すね→ふくらはぎ→ひざ→ひざの裏ひざの側面→ひざの内部→関節→太もも→太ももの内部→股関節

→『意識を広げて』『股関節からつま先まで』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『骨盤』を抜けて『尾てい骨』へ移動。

お腹周り

光の玉は、尾てい骨に。

尾てい骨→おしり→左右の腰骨→下腹→内蔵→腸→背骨→ウエスト→背筋→お腹の側面→おへその周り→腹筋→胃の周り

→『意識を広げて』『お腹周り』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『お腹周り』を抜けて『胸へ』へ移動。

上半身

光の玉は、胸に。

胸→→肋骨→肺→心臓→背中→肩甲骨→肩の側面→肩の上部→胴体の側面→胴体の裏側→胴体の表側

→『意識を広げて』『上半身』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『上半身』を抜けて『両腕』へ移動。

両腕

両腕→上腕部→ひじ→二の腕→手首→手のひら→親指→人差し指→中指→薬指→小指→手の甲→二の腕の外側→二の腕の内側

→『意識を広げて』『両腕』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『両腕』を抜けて『鎖骨』へ移動。

鎖骨→延髄→首の全面→喉

→『意識を広げて』『首』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『首』を抜けて『頭部』へ移動。

頭部

顔→あご→耳→三半規管→後頭部→頭蓋骨→頭のてっぺん→額→左右のこめかみ→目の周り→眉毛→まぶた→眼球→鼻→ほっぺた→口・唇→歯や歯茎・舌

→『意識を広げて』『頭部』の『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

→『光の玉』は『無くなり』、『スポットライトが全身に広がるように』

全身への広がり

『頭部』と『首』に、光は広がり『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

『頭部』と『首』と『両腕』に、光は広がり『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

『頭部』と『首』と『両腕』と『上半身』に、光は広がり『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

『頭部』と『首』と『両腕』と『上半身』と『お腹周り』に、光は広がり『全体を一度に感じ』『くまなく呼吸が届くよう』に。

『頭部』と『首』と『両腕』と『上半身』と『お腹周り』と『右足』に、光は広がり『全体を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

『左足』にも光は広がり『全身を一度に感じ』、『くまなく呼吸が届くよう』に。

『呼吸をする度』に『酸素が全身に行き渡る』イメージ。

『呼吸をする度』に『痛みや不要なもの』が『呼吸を介して』『体外に排出』されるイメージ。

 

身体に『感謝の気持ち』を送る。

 

『晴れやか』で『静かな気持ち』で、ボディスキャンを終える。

Eye catching image by Brigitta Schneiter


一之瀬 公人 画像

一之瀬 公人

masahito ichinose

東京都江東区生まれ。現在は長野県南部在住。妻と息子の3人家族。

モノに対する好奇心が旺盛だったことから『MONO』で有名な雑誌の編集者となる。

広告代理店でクライアントのマーケティングを担当する。モーターショーやゲームショーのブース企画。Fからはじまるミントタブレットなど日本進出する外資企業の浸透戦略を担う。

夢だったニューヨークのクライスラービルを観るため渡米。(ゴジラとアルマゲドンで壊された)

アメリカ・カナダで働いたのち、ハトのマークのボディーソープで有名な外資系トイレタリー企業にヘッドハントされる。外資系ホテルを対象とした特殊部隊に所属。担当ホテルへの営業戦略、部隊全体のマーケティング戦略を担当。

先の経験を買われシティーホテルの支配人を任される。経営ノウハウを積みサラリーマンを卒業し独立。

これを期に、父の故郷である長野県に移住を決める。長野県で好きな地域は、松本市中心部と安曇野周辺。

結婚し長男を授かる。子育ての8割をこなし、厄年から脱却。第二の人生を本格的に歩み始める。

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